「ながら運動」で三日坊主を卒業！

私たちサンファミリーが「ワンツーステッパー」の開発に乗り出したきっかけは、ある日のチーム会議でした。メンバーの一人が、「運動を始めてもいつも三日坊主で終わってしまうんだよね」とぼやいたのです。その言葉に、皆が強く共感しました。
「そうだよね。忙しい毎日の中で、わざわざ時間を作って運動するのって、本当に難しいよね」
「でも、健康のためには運動が必要なのも分かっているんだけどな...」
そんな会話の中で、ふと閃いたのです。「日常生活の中で、無理なく運動できる方法はないだろうか？」
この瞬間から、「ワンツーステッパー」の開発が始まりました。
最初の課題は、「日常生活にどう溶け込ませるか」でした。テレビを見たり、スマホを触ったりしながらでも使える。そんな"ながら運動"ができる商品を目指しました。そこで思いついたのが、クッションとステッパーを融合させるアイデアだったのです。
しかし、クッションでありながら効果的な運動ができる構造を実現するのは、想像以上に難しいものでした。何度も何度も試作品を作り、テストを繰り返しました。チームメンバー全員が、寝る間も惜しんで改良に取り組みました。
「もっと踏み心地を良くしないと」
「でも、運動効果も落とせないよね」
「軽量化も必要だ。重たいと持ち運びしづらいから」
こうして、一つ一つの課題を乗り越えていきました。時には意見がぶつかることもありましたが、「三日坊主を卒業させたい」という想いは皆同じ。その想いが、チームの結束力を高めてくれました。
開発の過程で、整骨院の先生にもアドバイスをいただきました。「効果的な運動には、こういった動きが重要です」という専門的な意見を取り入れることで、単なるアイデア商品ではなく、本当に役立つトレーニング器具として仕上げることができました。
そして迎えた製品化の日。最初の試作品を手に取ったときの喜びは忘れられません。チーム全員で、「やった！」と歓声を上げました。でも、同時に新たな使命感も芽生えました。「この商品で、一人でも多くの人の生活を健康に、そして楽しくしたい」と。
「ワンツーステッパー」は、単なる商品ではありません。三日坊主を卒業したいという、多くの人の願いが形になったものなのです。この商品が、誰かの生活に小さな変化をもたらし、その変化が大きな喜びになることを、心から願っています。